
「危険な案件を見極めるためには、どうしたら良い?」
経験なし・人脈なしでフリーランスが案件を取るためにすること。それは求人への“応募”です。
クラウドソーシングや求人サイト、SNSなどで、フリーランスを募集している案件は多数ありますが、「なんとなく、この案件怪しいな」と感じたことはありませんか?
もちろん、インターネット上の多くの案件が純粋にフリーランスを募集していますが、一部、応募者をラインに誘導して有料商材を購入させたり、ひどく単価が低かったりするものなど契約してしまうと危険な案件も存在します。
それらの見極めって、経験がなければないほど難しいですよね。
そこで今回はフリーランス歴8年の筆者が経験を踏まえて、安全な案件と悪質な案件の見分け方について解説します。
この記事で紹介している内容はあくまで“可能性”です。案件の安全性や危険性を保証するものではありません。
↓こちらの記事も併せてCheck!
- そもそも、みんなはどこから案件を検索しているの?~注意点も解説~
- 悪質な案件へ応募または契約してしまった場合のリスクは?
- 危険な案件の可能性がある求人ワード6選
- 案件の安全性を見極めるポイントは?
- 筆者の場合は
- 本日の結論(まとめ)
そもそも、みんなはどこから案件を検索しているの?~注意点も解説~
フリーランスの案件探しにおすすめの場所は以下の通りです。
- クラウドソーシング
- 求人サイト
- SNS
- エージェントサービス
クラウドソーシング
代表的なサイトには「クラウドワークス」や「ランサーズ」などがあります。
初心者でも案件に応募しやすく、ポートフォリオや実績を積み上げる場として最適です。また、気軽に求人を記載できるので、個人から大企業まで多くの人が利用しておりあ、その分、多くの可能性が生まれやすい場でもあります。
【注意点】
プロフィール欄や提案文を通じて外部サイトへ誘導する依頼主がいる場合がありますが、それは規約違反です。必ずプラットフォーム上でやり取りを完結させ、報酬の支払いもシステムを経由して受け取りましょう。
求人サイト
最近では「Indeed」や「Wantedly」など、フリーランス向けの求人も増えています。
これらのサイトは企業情報が明記されていることが多く、比較的安全性が高いといえます。
【注意点】
「業務委託」という名目で実質的には雇用契約のような働き方をさせるケースもありますので、契約内容はしっかり確認しましょう。
また、初回の面談で急に個人情報(住所や身分証のコピーなど)を求められた場合は、慎重に対応してください。
SNS
Twitter(X)やInstagram、LinkedInなどでも案件募集を見かけます。
SNSのメリットは、発信者の人となりが見えやすいことです。
【注意点】
DM(ダイレクトメッセージ)で「LINEに移動しましょう」「登録すれば高単価案件を紹介します」といった誘導がある場合は要注意。SNS上での案件は、非公式な契約形態が多く、トラブルが発生した際の対応が難しい点も覚えておきましょう。
エージェントサービス
IT系・デザイン系などの分野では、フリーランス専用のエージェントがあります。
「レバテックフリーランス」「ITプロパートナーズ」などが代表的です。
エージェント経由の案件は、契約書の整備や報酬支払いの保証がしっかりしており、安全性が高い傾向にあります。
初心者でもサポートを受けられるため、安心して始められるでしょう。
【注意点】
クラウドソーシングや求人サイト同様、紹介してもらえるとは言え、どんなクライアントか事前にしっかり調べましょう。
悪質な案件へ応募または契約してしまった場合のリスクは?
怪しい案件への応募や契約は以下のようなリスクがあります。
- 個人情報が漏洩する
- 金銭を要求される
- 知らないうちに犯罪行為へ加担させられる
- 労働力を搾取される
- 報酬が支払われない
個人情報が漏洩する
応募の際に、必要以上の個人情報(住所・銀行口座・身分証など)を求められる場合は注意が必要です。
悪質な業者は、それらの情報を転売したり、不正に利用したりするケースがあります。
特にLINEやGoogleフォームなど、公式以外の方法で個人情報を送るように求めてくる案件は危険だと思ってください。
金銭を要求される
「先に教材を買わないと仕事ができない」と、マニュアル代・登録料・スキルアップ講座など、何らかの名目で金銭を要求される案件もあります。
本来、仕事をする側がお金を支払う必要はありません。
知らないうちに犯罪行為へ加担させられる
表向きは代行業務などを装い、実際には詐欺やマネーロンダリングに関わるような業務も存在します。特に「簡単作業で高収入」や「スマホだけで稼げる」といった案件は、リスクが高い傾向にあります。
少しでも怪しいと感じたら、安易に個人情報や口座情報を提供しないことが大切です。
労働力を搾取される
「1文字0.1円」「1記事300円」など、極端に低単価の案件は、労働力を安く買い叩く目的の可能性があります。初心者のうちは「実績作り」として安価でも挑戦したくなるものですが、明らかに相場から外れている場合は要注意です。無料でのテストライティングを求めてくる場合も、注意が必要でしょう。
報酬が支払われない
契約書を交わさずに仕事を進めると、納品後に連絡が取れなったり、支払いを拒否されたりするトラブルもあります。
必ず、契約内容(納期・金額・支払い方法)を明文化した上で仕事を始めましょう。
危険な案件の可能性がある求人ワード6選
以下の6つのワードを見かけたら、一度立ち止まってより慎重に応募を検討しましょう。
- 初心者歓迎!
- 高収入
- ○○へ登録して!
- 憧れの○○になろう
- スマホだけで完結
- すぐに稼げる!
初心者歓迎!
一見優しく見える言葉ですが、「誰でもできる」「簡単作業」といった甘い文句で釣り、実際には不当な条件で働かせる場合があります。
本当に信頼できる案件は、初心者でも段階的にスキルアップできるようサポート体制が整っているはずなので、事前に依頼内容や条件をしっかり確認しましょう。
高収入
「月収50万円保証」「1日30分で稼げる」などのフレーズは、現実的ではありません。
フリーランスで安定した高収入を得るには、スキル・信頼・実績の3つが必要です。過剰に甘い言葉を強調している案件は危険です。
○○へ登録して!
「LINEに登録」「専用サイトにログイン」など、外部サイトへ誘導する案件は特に注意が必要です。求人サイトであれば、公式ホームページから応募するなどの指示も考えられますが、特にクラウドソーシングなどで正規ルートを避けて連絡を取ろうとするのは、プラットフォーム監視を逃れるための可能性があります。
憧れの○○になろう
「在宅ワーカーになろう!」「SNSマーケターに!」など、夢を煽る表現で勧誘する場合もあります。憧れを利用した営業トークに惑わされず、仕事内容・報酬形態・契約条件を冷静に確認しましょう。
スマホだけで完結
「スマホ1台で月収30万円!」といった言葉は非常に魅力的かもしれません。ですが先にも伝えたように、過剰に甘い言葉を強調している案件は危険です。
スマホだけで完結する仕事は限られています。特に登録や送金を伴う作業には注意が必要です。
すぐに稼げる!
「今日から即日入金」などの言葉も危険です。
短期間で高額を得る案件ほど、裏がある可能性が高いと考えて慎重になってください。
案件の安全性を見極めるポイントは?
具体的には、以下のポイントに注意して応募を検討してみてください。
- 企業名の記載があるか
- 案件の内容が具体的か
- 日本語の言い回しがおかしくないか
- 適正な価格か
- 各サイトのルールを順守しているか
- 口コミや評価を確認する
企業名の記載があるか
信頼できる企業であれば、必ず会社名・住所・担当者名が明記されています。
もし「個人です」「会社名は後で教えます」など曖昧な表現でごまかす場合も、しっかり名前を聞いて安全なのか見極めてください。
案件の内容が具体的か
「簡単作業」「誰でもできる」など抽象的な説明ではなく、業務内容・納期・報酬・連絡方法が具体的に記されているか確認しましょう。
依頼の全体像をしっかり確認して、相手の依頼体制が整っているかもポイントです。
日本語の言い回しがおかしくないか
日本語の誤字脱字や不自然な言い回しが多い募集文は、海外発の詐欺案件の可能性があります。また、コピペされたような定型文だけの募集文も大量に人を集める目的があるかもしれないので注意してください。
適正な価格か
相場より著しく高い・低い案件は要注意です。
高すぎる場合は裏がある可能性があり、低すぎる場合は搾取目的である可能性があります。自分のスキルに見合った価格を見極めましょう。
各サイトのルールを順守しているか
クラウドソーシングやSNSには、それぞれの利用規約があります。
外部連絡の禁止、個人情報の取り扱いルールなどを無視しているクライアントは危険です。ルールを守っているかどうかを一つの判断基準にしましょう。
また、ルールの守れないクライアントはその時は良くても、後々トラブルを起こす可能性があるので注意してください。
口コミや評価を確認する
クラウドソーシングでは、依頼主の評価やレビューを確認できます。
直接的な依頼であっても、検索エンジンで「株式会社○○ 評判」と入れると評価出てくる場合があります。
過去に低評価が多い場合や、評価が一切ない新規アカウントには慎重に対応しましょう。
筆者の場合は
筆者はフリーランスとしてはじめて案件応募をした際に、危険な案件に引っかかった経験があります。
要因としては完全に案件を見る件数が少なすぎたことです。
当時は他の案件もろくに見ずに、採用してくれそうな低単価な案件や初心者歓迎の案件しか見ていませんでした。見事にラインに誘導され、その時点でおかしいと気が付いたので事なきを得ましたが、今考えると危険だったなと思います。
大切なのは、競争率が高そうな案件もしっかりチェックして、世の中にはどんな案件があるか、とにかく沢山見ることです。
なんとなく危険な案件にありがちな文言や見極め方が分かってきますし、「こんな仕事もあるんだ」と新たな扉を開けられることもあります。
本日の結論(まとめ)
「初心者こそ焦らず、慎重に案件を選ぼう!」
早く案件を獲得してデビューを飾りたいという思いから、むやみやたらに応募するのは危険です。ゆっくり慎重に案件を検索して、自分に合ったものを選びましょう。
安心して働ける環境を整えることこそ、フリーランス生活を長く続けるコツです。
是非この記事を案件選びの参考にしてみてくださいね。