
「営業が上手くいかない!対面が苦手でも営業できるの?」
フリーランスにとって、その行動自体に報酬はないものの、報酬を得る手段として重要な仕事である“営業”。
営業と言えば、漠然と「訪問や電話で自分のサービスを売り込む」という方法を思い浮かべる人も多いでしょう。もちろん、フリーランスであってもその方法を取っている人は沢山います。
ただ、話すのが苦手だったり、営業経験がなかったりと不安になる人もいますよね。
筆者も初心者の頃は、直接訪問や電話の営業はなかなかハードルが高いと感じていました。いや、今でもハードルが高いと思っています。
しかし、そんな筆者でもフリーランス歴8年のなかで何度も営業活動によって仕事を得てきました。それはどんな方法か。
答えは「テキストベースでの営業」です。文章での営業であれば少しハードルが下がりますよね。
そこで、今回はテキストベースでの営業方法のコツについて、筆者の経験を交えながら紹介します。
↓こちらの記事もCheck!
- そもそもフリーランスにはどんな営業方法がある?
- 誰にどんなタイミングで営業すべき?
- テキストベースでの営業のメリットとデメリットとは?
- 営業メールに入れるべき8つの項目
- 営業するときの注意点
- 本日の結論(まとめ)
そもそもフリーランスにはどんな営業方法がある?
まずはどんな営業の方法をおさらいしていきましょう。
- 直接訪問
- 電話(アポ・直営業)
- テキストメッセージ(メール)
- チラシやDM
- SNSを活用した営業
直接訪問
冒頭でも触れた通り、よく見かける方法で、かつダイレクトな営業方法です。実際に相手の会社や店舗に足を運び、自分のサービスや商品を紹介します。対面で話すことで熱意を伝えやすく、信頼関係を築きやすいというメリットがあります。
しかし、訪問自体の心理的ハードルが高いだけでなく、相手の時間を奪ってしまう可能性もあるため、しっかりと事前準備を行う必要があります。初心者のフリーランスにとっては勇気のいる方法かもしれません。
電話(アポ・直営業)
電話営業もまた直接性が高い手法です。相手と声を通じてやり取りできるため、人柄や誠実さを感じてもらえるチャンスがあります。
一方で、相手の都合に関係なくかけることになるため、迷惑がられてしまうリスクも高めです。電話での営業は、事前に相手が興味を持つ可能性のある情報をリサーチしたうえで、短時間で要点を伝える工夫が求められます。
テキストメッセージ(メール・フォーム)
フリーランスにとって最も取り組みやすい営業手法のひとつです。文章であれば、じっくり考えて整えてから送ることができますし、相手も都合の良いタイミングで読めるため負担が少なくなります。
また、メールは記録として残るので、後から見返して検討してもらえるのも大きな利点です。
クラウドソーシングなどでもこの営業方法は活用できます。
チラシやDM
郵送またはポスティングで、チラシやダイレクトメールを届ける手法です。デザイン次第ではインパクトを与えられますし、特定の地域や業種に絞って配布できる強みもあります。
ただしコストがかかりやすく、直接的な反応を得るまでに時間がかかることが多い点は、注意が必要です。
SNSを活用した営業
現代ならではの方法として、Twitter(X)、Instagram、LinkedInなどのSNSを通じて営業活動を行う人も増えています。普段の発信内容を見てもらえるため、自然な形で信頼を積み上げながらアプローチが可能です。
ただし、営業色が強すぎるとフォロワーが離れてしまうリスクもあるため、情報発信と営業とのバランスを意識する必要があります。
誰にどんなタイミングで営業すべき?
営業の方法が決まったら次はターゲットと営業の時期を決めていきましょう。
ターゲットに対してどんなタイミングが適切か解説します。
新規見込み顧客
まだ取引のない相手に営業する場合は、相手の状況や課題をよく調べた上で「自分のサービスがどのように役立つか」を明確に伝えることが大切です。タイミングとしては、新商品や新規事業の発表、求人募集など動きがあるときが効果的です。
既存顧客
一度でも取引をした相手に対しての営業は、信頼関係があるためスムーズです。「その後いかがでしょうか?」とアフターフォローを兼ねた連絡を入れることで、追加の依頼やリピートにつながることがあります。実際、筆者も既存顧客からのリピートで大きく仕事が広がった経験があります。
紹介による見込み顧客
既存顧客や知人から紹介された相手への営業も非常に有効です。最初からある程度の信頼が担保されているため、話がスムーズに進みやすいのが特徴です。紹介を受けた場合は、紹介してくれた方へのお礼も忘れずに伝えましょう。
テキストベースでの営業のメリットとデメリットとは?
今回この記事でおすすめするのはテキストベースでの営業です。
それでは、そのメリットとデメリットをしっかり理解しておきましょう。
メリット
- 気軽に取り組める
- 相手の都合の良いときに読んでもらえる
- 印象に残りやすい
- 複数人に同時にアプローチできる
気軽に取り組める
メールやメッセージは、文章を整えてから送れるため、緊張しやすい人でも安心して営業に取り組めます。
相手の都合の良いときに読んでもらえる
相手が忙しい時間帯に突然割り込むことなく、都合の良いときに確認してもらえる点は大きな利点です。
印象に残りやすい
文章は形に残るため、後から見返してもらえる可能性が高くなります。特に「自己紹介」「実績」「提案内容」が整理されていれば、検討材料として役立ちます。
複数人に同時にアプローチできる
メールやSNSメッセージは一度作成すれば複数人に送ることも可能です。効率的に営業活動を進められる点は、フリーランスにとって大きな武器になります。
デメリット
- スパムと間違われて削除される可能性がある
- 相手の迷惑になる可能性がある
- 対面ではないため顔が見えず、信頼性が低い
- 返信がない場合が多い
スパムと間違われて削除される可能性がある
送信相手にとっては見知らぬアドレスからのメールは怪しく見えがちです。件名や冒頭文には特に注意が必要です。
相手の迷惑になる可能性がある
相手が不要と感じれば、営業メールは「迷惑メール」と捉えられてしまいます。内容はできるだけ相手にとって有益な情報になるよう心がけましょう。フォーム営業などは対象企業のHPに「営業お断り」などの文言がないか確認してから送信することをおすすめします。
対面ではないため顔が見えず、信頼性が低い
文字だけのやり取りでは、人柄や誠実さが伝わりにくい面があります。自己紹介や実績の提示で少しでも信頼感を補うことが大切です。
返信がない場合が多い
メール営業では返信がないことが普通です。心が折れないように「返信が来るのは一部」と割り切ることも必要です。
営業メールに入れるべき8つの項目
営業メールに入れるべき内容は以下の通りです。
- タイトル
- 挨拶
- 実績
- 相手に寄り添った一言
- 利用時のメリット
- 連絡先
- HPのURL
- 署名(必須)
タイトル
開いてもらうための最初の関門です。「具体的でわかりやすいタイトル」「相手にメリットが伝わるタイトル」を意識しましょう。
挨拶
いきなり本題に入るのではなく、丁寧な挨拶から始めることで誠実さを伝えることができます。
実績
これまでの経験や成果を具体的に示すことで、信頼性を高められます。数字や事例を添えると効果的です。
相手に寄り添った一言
「御社の〇〇を拝見しました」「先日のニュースを見て」など、相手に関心を持っている姿勢を示しましょう。
利用時のメリット
「このサービスを導入すると業務効率が上がる」「コスト削減につながる」など、相手にとっての利点を明確に伝えましょう。
連絡先
電話番号やメールアドレスを明記し、連絡が取りやすいようにします。
HPのURL
自分のポートフォリオサイトやブログを添えることで、より詳細な情報を確認してもらえます。
署名
最後に自分の名前や屋号、連絡先をまとめた署名をつけておくと安心感が増します。
営業するときの注意点
テキスト営業をする際の注意点は以下の通りです。
- 最後まで読んでもらえるボリュームか
- 時間帯は最適か
- 相手の迷惑になっていないか
- 担当者の名前が間違っていないか
- 誤字脱字はないか
最後まで読んでもらえるボリュームか
長すぎる文章は途中で離脱されがちです。必要な情報は簡潔にまとめましょう。
時間帯は最適か
ビジネスメールは平日の日中に送るのが基本です。深夜や早朝は避けた方が無難です。
相手の迷惑になっていないか
「押し売り」と感じられないよう、あくまで提案の姿勢を大切にしましょう。
担当者の名前が間違っていないか
名前の間違いは大きなマイナスです。必ず確認してから送信しましょう。
誤字脱字はないか
ちょっとしたミスでも印象を悪くします。送信前に必ず読み返しましょう。
さらに、テンプレを大量に送信することは控えた方が良いでしょう。簡単なテンプレをつくって企業ごとに合った提案ができるのが理想です。
本日の結論(まとめ)
「まずはクラウドソーシングで始めるとコツが掴みやすい!」
テキストベースのメール営業のハードルがいくら低いと言っても、やはり面識のない人に送るのは勇気がいりますよね。
そこで筆者は、まずクラウドソーシングサイトでの営業を始めてみることをおすすめします。
クラウドソーシングサイトであれば、クライアントのプロフィールや募集項目を見ていればニーズが掴みやすいですし、依頼を見越して登録しているクライアントも多いので返信も来やすい印象です。
そこで自信を付けたり、どんなメッセージに返信があったりするかなどを分析したりしてみても良いでしょう。