
「フリーランスに成長の機会なし!?学ぶにはどうしたら良い?」
フリーランスにとって、沢山の競合が存在するなかで、常に知識を深め、できることを増やしたり、時代に置いて行かれないように新たなスキルを手に入れたりすることは、必要不可欠です。
しかし、会社員だと研修や資格取得制度などでスキルアップの機会は沢山ありますが、フリーランスは“自分で学ぶ姿勢”がなければ、スキルアップの機会はめったにありません。
そこで、今回はフリーランスが学ぶ方法を紹介します。
筆者がフリーランス8年でどんな姿勢で学んだのかも併せて紹介するので、あなたもこの記事を参考に是非スキルアップを目指してみてくださいね。
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- フリーランスは学ぶ機会が少ない!
- なぜ学ぶ必要があるの?
- 悩めるフリーランスの気持ち
- 自分にどんなスキルが必要か、何を学びたいかを分析しよう
- スキルアップの方法は?
- 筆者の場合は
- 本日の結論(まとめ)
フリーランスは学ぶ機会が少ない!
フリーランスが学ぶ機会が少ない理由はシンプルです。 誰も学ぶ環境を用意してくれないからです。
会社員なら、上司や同僚が新しい技術を教えてくれたり、会社が費用を負担して研修を受けさせてくれたりします。しかし、フリーランスは 学ぶ環境を自分で作るしかない のです。
なぜ学ぶ必要があるの?
フリーランスが“学ぶ”必要性について、ここで一度確認しておきましょう。
- スキルアップしないと競争に負ける
- 単価アップにつなげる
- 仕事の幅が広げる
- クライアントの信頼を得られる
スキルアップしないと競争に負ける
どんな分野でも、新しい技術やトレンドがどんどん登場します。知識をアップデートしないと、競合がより魅力的なサービスを提供しはじめて、需要がなくなり、仕事がなくなることも。
単価アップにつなげる
スキルが増えて仕事の質が向上すれば、より高単価な案件を取れるようになります。クライアントの求める仕事にいかに応えられるかがカギです。
仕事の幅が広げる
新しいスキルを身につければ、対応できる案件の種類が増えて収入源を分散できます。
また、他分野の仕事の知識を身に付ければ、理解が深まり、チームで動くときに連携が取れやすくなるでしょう。
クライアントの信頼を得られる
「この人は最新の知識を持っている」「この人なら安心してトレンドのある仕事を任せられる」と思われると、リピートや紹介につながりやすくなります。
悩めるフリーランスの気持ち
一旦、スキルアップに関するフリーランスのお悩みを覗いてみましょう。(※)
「日々の案件に追われてなかなか学ぶ時間が確保できない」
「どこからどう学べばいいのか分からない」
※周りのフリーランス仲間やインターネットから情報を収集。
特に駆け出しのフリーランスは情報共有できる仲間も少ないため、学ぶ機会は自ら探しに行くしかありません。とはいえ、 「何を学べばいいのか」「どうやって学べばいいのか」 迷う人も多いですよね。そこで次のステップとして、“何を学ぶべきか”分析する方法を解説します。
自分にどんなスキルが必要か、何を学びたいかを分析しよう
今の自分にどんなスキルが必要なのか、クライアントの求める仕事の需要を確認したり、興味のある分野を探したりしたい場合は以下の方法がおすすめです。
- 対応できなかった案件の内容を確認する
- 市場のニーズをチェックする
- 以前から興味のあった分野を書き出してみる
- すでに受けている仕事のスキルを深める
対応できなかった案件の内容を確認する
「自分の対応範囲外だから、クライアントからの相談を断った」という経験は誰しもがあるでしょう。しかし、それをそのまま流していてはもったいないかもしれません。
例えば「ここまではできるけど、その先は対応できない」という場合には、“その先”を突き詰めてみましょう。
対応できなかった案件は今、自分に何が足りないかを教えてくれることがあります。
市場のニーズをチェックする
クラウドソーシングサイトで募集されている案件をチェックしましょう。
募集されている案件はどんな内容が多いか、需要の高いスキルを見極めるチャンスです。
「稼げるスキル」 を知ることで、 市場価値の高いスキルを効率的に学べます。
以前から興味のあった分野を書き出してみる
自分が以前に興味を持った職種などを振り返ってみましょう。
興味があると楽しんで学べるので、モチベーションが続きやすく、結果的にスキルが身につきやすいでしょう。
すでに受けている仕事のスキルを深める
「この分野でさらに専門性を高めたい!」と思うなら、より深く学ぶのも良いでしょう。浅く広くより、深く専門的に学ぶと高単価案件につながり、クオリティも上がります。
また、受けている案件でスキル不足を感じた部分があれば、そこも深く掘り下げるとスキルアップにつながるかもしれません。
スキルアップの方法は?
自分が何を学ぶか決めたら、スキルを深めるためのツールを選んでみましょう。
会社員でなくとも、自分で動けば沢山選択肢がありますよ。
独学
本を買って勉強したり、YouTubeやブログで情報を集めたり、自分なりに情報を集めてみましょう。
メリット:コストがかからず、自分のペースで学べる
デメリット:情報が断片的で、時間がかかる
通信教育やオンラインスクール
Udemy、TechAcademy、Schoo、ユーキャンなどを活用してみましょう。
手厚いサポートで効率的に学べます。
メリット:体系的に学べて、質問ができる
デメリット:コストがかかる
スキル売買サイトで学ぶ(実践型)
ココナラやランサーズで 「自分もできそうな案件」 に挑戦して、実際に仕事をしながら学ぶという方法もあります。
メリット:実践的なスキルが身につき、収入も得られる
デメリット:最初は案件獲得が難しい
コミュニティに参加する
Twitterやオンラインサロンなどで仲間を作って、先輩フリーランスから情報をもらいながら学ぶことも可能です。
メリット:リアルな情報が手に入り、仲間もいるのでモチベーション維持に◎
デメリット:合わないコミュニティだと時間を浪費する
専門学校やスクールに通う
より本格的に学びたいなら、プログラミングスクールやデザイン学校など、専門知識を徹底的に学べる場所に通うのも良いでしょう。
メリット:確実にスキルが身につき、実績作りができる
デメリット:費用が高め
筆者の場合は
筆者は基本的に独学で、案件が落ちついている時や隙間時間に学んでいます。
ただ、独学では効率が悪いジャンルもあるので、上記をフルに活用していくと良いでしょう。
“学ぶ”ということは「できることを増やす」と連想しがちですが、それだけでなく今持っている技術を磨くこともクライアントからの評価を高めるという点では重要です。
そのため、常に何か新しいことをできるようにならなければいけないとプレッシャーを感じる必要はありません。
技術を少しずつ成長させることを意識しながら日々仕事を行っています。
本日の結論(まとめ)
「フリーランスでも“学ぶ方法”を知っていれば、成長は叶う」
普段学ぶ機会と自然に出会えなくても、学び方を工夫すれば、どんな人でもスキルアップできます。
自分に合った方法を見つけて、一歩ずつ成長していくことが重要でしょう。
あなたも是非、自分の仕事やプライベートをワンランク上に押し上げてくれるスキルアップを目指して頑張ってみてくださいね。