
「フリーランスは、AIに仕事を奪われる?」
結果から言うと「フリーランスとAIは共存できる」です。
ただし、共存する条件は“しっかり時代に順応していること”。
AIの進化に伴い、職種によってはその在り方が変わることはあるでしょう。しかし、筆者のいち意見としては、AIと共存できると思っています。
ライターである筆者は、昨年の初めごろから「ライターはAIに仕事を奪われるのではないか」という噂を嫌というほど、耳にしてきました。また、最近ニュースなんかでもAIの文字を見かけることが多くなってきましたよね。
最初は筆者も戦々恐々。正直すごく恐れていましたが、それはAIにほとんど触れたことがなかったから。AIに触れてみると意外と便利だし、共存できるかもと気が付きました。
そこで今回はフリーランスのAI活用法と生き残るためにやっておきたいことを筆者なりにまとめてみました。
現役フリーランスのいち個人の意見になりますが、是非今後の活動の参考にしてみてください。
- AIとは?
- 筆者が“共存できるかも”と気が付いた理由
- 有名なAIツール
- 共存するためには自分自身の“アップデート”が必須!
- AIが広げるフリーランスの可能性(AIのメリット)
- AIを使用する上での注意点(AIのデメリット)
- 本日の結論(まとめ)
AIとは?
AIとは「Artificial Intelligence(人工知能)」の略で、人間のように考えたり学んだりする仕組みを持ったコンピュータの技術。私たちの生活のさまざまな場面を便利に豊かにしてくれます。
今のところフリーランスに最も大きく関係しそうなのは<生成AI>
生成AIは文章・画像・動画・音声・コードなどを自動で「生成」することができるAIのことを指します。従来のAIは「分類」や「判断」を主な役割としていましたが、生成AIは「創造」を担うAIです。
たとえば、ブログ記事やメールの下書きを自動で作成してくれたり、デザイン案を提案してくれたり、コードの雛形を自動生成してくれるなど、クリエイティブ分野でも活躍しています。
私たちフリーランスに最も関係するAIと言えるでしょう。
なかでも、2022年以降に注目を集めているのが「ChatGPT」などの対話型生成AIです。テキストベースの指示だけで、まるで人間のように自然な文章を作ることができ、ライティングや資料作成の時間を大幅に短縮することが可能になりました。
筆者が“共存できるかも”と気が付いた理由
筆者の場合、まずはAIが“何なのか”を理解するところからはじめました。
すると意外と身近なところで、これまでも使われていたことが分かりました。
例えば、家電や自動車、検索エンジンや自動のカスタマーチャット機能。そして極めつけは、文字起こしツール。
筆者はライターとして文字起こしツールを使う場面も多いので「もうすでに仕事にAIを導入してるってことじゃん!」と驚いた記憶があります。
そこからはまずChatGPTをスマホに入れてみて、愉快にAIと会話。仕事に行き詰まるとアイデアを貰ったりしていました。
最近では、好きな旅行系YouTuberがおすすめの観光地などを調べる際にAIを活用しているのも見かけます。
と、ここまででAIの魅力に触れた筆者はその高性能さに驚くとともに、自分の仕事の補助的に使用したらもっと可能性が広がる気がしたのです。
今のところクライアントからの案件に直接、AIは使用していませんが、これからはAI関連の仕事も増えてくると予測しているので、筆者としても注目せざるを得ません。
有名なAIツール
現在、多くのAIツールが登場しており、用途に合わせて選ぶことができます。
ここでは、特にフリーランスの業務で役立つ、代表的な生成AIツールを紹介します。
ChatGPT(OpenAI)
自然な会話ができる対話型AI。文章作成、アイデア出し、メール文面の作成、コード生成など幅広い業務に対応。
※ChatGPT Plusでは、より高性能なモデル(GPT-4o)が使用可能。
Gemini(Google)
Googleが提供するAIチャットツール。Gmail、Googleドキュメント、スプレッドシートなどとの連携が強く、Google Workspaceを活用している方には非常に便利です。検索エンジンとの連携も得意で、情報収集に優れています。
Claude(Anthropic)
文章理解力が高く、倫理的な配慮も重視されたAI。文脈を丁寧に読み取ってくれるため、ビジネス文章や要約などで安定した品質を出してくれます。
Notion AI
ノート・タスク管理ツール「Notion」に組み込まれたAI。文書の要約、自動整理、文章の書き直しなど、資料作成や議事録作成に便利です。
GitHub Copilot(Microsoft)
プログラミング支援ツール。コードの補完やバグの修正をAIがサポートしてくれるため、エンジニアやコーダーには心強い味方です。
上記のツールは、無料プランから始められるものも多くあります。
それぞれ得意分野が異なるため、まずは気になったツールを試し、使い勝手や自分の業務との相性を確かめてみましょう。
共存するためには自分自身の“アップデート”が必須!
生成AIは、日々進化しています。フリーランスとしてAIと共存するためには、自分自身の知識やスキルもアップデートしていくことが欠かせません。
以下に3つのポイントを紹介します。
触れてみる
まずは「触れてみる」ことが大切です。
使い方をマスターしようと思う必要はありません。最初は、「今日のブログのタイトルを考えてもらう」「クライアントへの返信文の下書きをお願いする」など、日々の小さな業務に少しずつAIを取り入れてみましょう。
自然な文章が返ってきたり、自分では思いつかないようなアイデアが出てきたりするはずです。
資格を取る
AIに関する基礎的な知識を身に付けるために、資格取得も視野に入れてみましょう。例えば、以下のような資格があります。
・G検定(ジェネラリスト検定)
AIの概要や歴史、倫理などの基礎知識を問う日本ディープラーニング協会の検定試験。
・Python エンジニア認定基礎試験
AI開発に使われるPythonの基礎を学べます。
資格はスキルの証明になるだけでなく、クライアントとの信頼関係構築にも有効です。
自身の提供するサービスにAIを絡めてみる
例えば、ライターなら「ChatGPTと連携して構成案を提案するサービス」、デザイナーなら「AI画像生成を使ったラフスケッチ提案」、動画編集者なら「AIで自動編集された動画のブラッシュアップ作業」など、AIを組み合わせることで新たなサービスが生まれる可能性があります。
AIが広げるフリーランスの可能性(AIのメリット)
より高品質なものが提供できる
AIは文章の校正やデザイン案の提案、コードのバグ修正など、品質を高めるサポートをしてくれます。自分だけでは気づけないミスや視点を補完してくれるため、納品物のクオリティが格段に上がります。また提案アイデアも自分の範囲を超えてできるので、クライアントにワンランク上の提案ができるでしょう。
時間に余裕ができる
例えばAIがブログ記事の草案や構成を提案してくれたり、ビジネスメールの文面を整えてくれたり、イラストやデザインの参考案を作成してくれたり、プログラムコードを自動で生成・修正してくれたり……。
AI活用で作業時間を大幅に短縮することができます。その分、休息時間を確保したり、学習や営業活動に充てたりすることが可能に。心にも時間にも余裕ができることで、生活のクオリティも向上します。
新たな仕事に出会える
AIに関連した新たな案件や、AIを活用したプロジェクトの需要も増えています。AIスキルを身につけることで、「AIライティング」「プロンプト設計」「AIツールの導入サポート」などの仕事に挑戦するチャンスが広がります。
多言語対応ができるようになる
AI翻訳ツールを使用することで、英語など他言語の案件にもチャレンジしやすくなります。特に海外クライアントとのやり取りもスムーズにできるようになるため、活動の幅が一気に広がります。
AIを使用する上での注意点(AIのデメリット)
便利なAIですが、使用には注意も必要です。適切な使い方を守らないと、信用を失う原因にもなりかねません。
個人情報に気を付ける
AIツールに入力した内容は、ツール側の学習データとして使われる可能性があります。クライアントの氏名、メールアドレス、住所などの個人情報は絶対に入力しないようにしましょう。
クライアントからの案件に使用する際は必ず許可を取る
AIを使って納品物を生成する場合は、事前にクライアントの許可を得ることが大前提です。契約前にAI使用の可否の確認をし、さらに納品物にもAIを使用した旨を明記し、トラブルを未然に防ぎましょう。
機密情報の取り扱いに気を付ける
企業秘密やプロジェクトに関する非公開情報をAIに入力してしまうと、情報漏洩のリスクが高まります。契約書やNDA(秘密保持契約)をしっかりと確認し、取り扱いに注意しましょう。
AIのアウトプットをそのまま使わない(誤情報に気を付ける)
まだまだAIは機械的な部分も多く、AIが生成する内容には誤りも含まれます。特に専門性が高い内容や法律・医療などの分野では、必ず人間の確認が必要です。生成されたものを鵜呑みにせず、自分の目でチェックしましょう。
本日の結論(まとめ)
「未知のものには、とにかく触れてみる!好奇心と学び続ける姿勢が未来を左右する!」
人は触れたことがないものこそ、恐怖や不安を感じやすいもの。だからこそ、まずは触れてみることが大切なのだと筆者はAIを通して改めて認識しました。
皆さんも是非、いろいろなAIに触れてみてくださいね。